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ラツィオFW、“仮病”でクラブと関係崩壊。本人は否定「疑うなんて許せない」

text by 編集部 photo by Getty Images

ラツィオ
ラツィオのケイタ・バルデ【写真:Getty Images】

 ラツィオのセネガル人FWケイタ・バルデとクラブの関係は最悪なものとなっている。21日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。

 K・バルデは膝の負傷によってアウェイで行われたセリエA開幕戦のアタランタ戦のメンバー外になり、同試合は欠場している(試合は4-3でラツィオが勝利)。

 しかし、シモーネ・インザーギ監督がK・バルデの膝の負傷は“仮病”であると疑っており、クラブもK・バルデの負傷は嘘と判断したことで問題になっている。

 クラブは公式声明で「試合を欠場するために膝の負傷を偽ったケイタ・バルデの態度は受け入れられない」と公表し、痛烈に批判している。

 それでもK・バルデは「誰かが自分の言葉を疑うなんて許せない。自分は膝に負傷があり、アタランタ戦に出場することでリスクを犯したくはない。監督はサッカーをプレーした人間なのに、この感情がわからないとはとても不思議だ」と、偽りであることを否定し、欠場の正当性を主張した。

 スペイン生まれで21歳のK・バルデは2011年にバルセロナの下部組織からラツィオの下部組織に移籍し、その後トップチーム登録された期待の若手である。しかし、今回の騒動でラツィオとの関係は崩壊してしまったようだ。

【了】

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