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「バロテッリは出来損ないではなくダイヤモンドだ」。ニース会長、“悪童”をべた褒め

text by 編集部 photo by Getty Images

マリオ・バロテッリ
2試合で4得点を挙げたFWマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】

 ニースの会長であるジャン=ピエール・リヴェール氏が元イタリア代表FWマリオ・バロテッリを褒めちぎっているようだ。22日にイタリアの『プレミアム・カルチョ』が報じている。

 リバプールで戦力外通告を受けたバロテッリは、夏季移籍市場最終日にフリートランスファーの形でニースへ移籍。するとデビュー戦となったマルセイユ戦で2ゴールを決めるとリーグアン第6節のモナコ戦でも2ゴールを決め、すでに2試合で4得点を決める活躍を見せている。

 バロテッリのこの輝かしいパフォーマンスをリヴェール会長は非常に喜んでいるようだ。同会長は、「彼はピッチで返答を返したよ」と口を開くと、「私にとって彼はダイヤモンドだ。明らかに出来損ないなどではない」と2試合とも2得点を決めたバロテッリを褒めちぎった。

 さらに同会長は、「ここで彼の微笑みとサッカーを取り戻すことができるかもしれないね。シーズンは長いから彼がどこまで辿り着けるか、そして何が起こるか見てみることにしよう」と付け加えた。

 ニースのサポーターはすでにバロテッリに捧げたチャントを作り、同選手を“スーパーマリオ”と呼んでいるようだ。その上、フランス各紙も「スーパーマリオが戻って来た」と同選手のパフォーマンスを賞揚。

 一方で大手紙の『レキップ』は、「良くない節も訪れるだろう」と皮肉るも、「まだ彼は偉大な選手のままだ」と称賛している。

 先日行われたヨーロッパリーグでは期待外れのパフォーマンスをみせてしまったものの、バロテッリが復活の兆しを見せているのは確かなようだ。

【了】

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