マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドの一人であるガリー・ネビル氏が古巣の監督の解任サイクルを止めるべきだと主張した。11日、英紙『マンチェスター・イブニング・スタンダード』が伝えている。

　26年間チームを率いたサー・アレックス・ファーガソン氏が2013年に退任してから、デイビッド・モイーズは10ヶ月、ルイ・ファン・ハールはFAカップを獲得したものの2年で解任された。両者に共通しているのはチャンピオンズリーグ（CL）出場権を逃したことだ。

　今シーズンからチームを率いるジョゼ・モウリーニョ監督であるが、現在CL出場圏内となる4位アーセナルとは勝ち点6差の6位。しかし、ネビル氏はモウリーニョ監督に時間を与え、すぐに監督を解任する方針を止めるべきだと主張。

　「もし4位に入れなくても監督解任のサイクルを止めるためにユナイテッドには時間が必要だ。落ち着きが必要なのだからユナイテッドはモウリーニョとともに仕事をすべきだ」とネビル氏は話している。

　「モウリーニョはベストの11人を選んで勝利を届けてくれるはずだ」と期待を寄せるネビル氏。常勝ユナイテッドの復活にはしばらく時間が掛かるのかもしれない。

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