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ヴェンゲル、”11月の呪い”克服にシンプルな解決策「もう12月だと思えばいい」

text by 編集部 photo by Getty Images

アーセン・ヴェンゲル
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】

 アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、苦手の11月を乗り切るためにごく“シンプル“な解決策を提示した。26日付の英紙『ミラー』が同監督のコメントを伝えている。

 今季はプレミアリーグ開幕戦でリバプールに敗れて以来公式戦での無敗を維持しており、順調に上位争いに絡んできたアーセナルだが、ヴェンゲル監督にとって“鬼門“である11月をどう乗り切るかが注目されていた。

 昨シーズンまでの通算で、ヴェンゲル監督が11月のプレミアリーグの試合で獲得した平均勝ち点は1.59。ワースト2位の8月(1.88)を大きく下回り、最も苦手としている月であることがデータによって示されていた。そして今年もやはり、11月に入ってから行われたリーグ戦の2試合ではトッテナム、マンチェスター・ユナイテッドと引き分けに終わっており、平均勝ち点「1.0」は過去の平均をも下回っている。

 現地時間27日にはホームでのボーンマス戦を迎えるが、このまま1勝もできずに11月を終えたくはないところだろう。そこでヴェンゲル監督は、「今はもう12月だということを頭に入れてサッカーをすればいい」と解決策を提示している。

 実際のところ、特定の月を意識はしていないとヴェンゲル監督は主張した。「11月には手強い相手と戦った。少し勢いを失いはしたが、試合のクオリティーに注目すべきだ。何月であるかは関係ない。難しい試合が続いたが、負けたわけではない」

 10月末の時点では首位と勝ち点で並んでの2位だったが、ドローが続いたことで首位チェルシーと3ポイント差の4位に後退している。ボーンマス戦では白星を取り戻し、気持ち良く11月を終えることができるだろうか。

【了】

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