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2013シーズンのJリーグを占う。各クラブの戦力補強診断 ~ジュビロ磐田編~

2013年01月29日(火)16時06分配信

text by 浅川俊文 photo Kenzaburo Matsuoka
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補強面と総合力それぞれの診断結果

 昨シーズン磐田は53失点と明らかにディフェンス面で問題を抱えていた。伊野波とチョンウヨンの獲得は、センターラインの安定化に繋がることは間違いないだろう。チーム自体が攻撃的な意識が強いだけに、チョンのような1対1でボールをしっかり奪うことのできる選手が中盤に入れば、自ずとディフェンスラインも高く設定できる。もともと攻撃陣のタレントは揃っているだけに、バランスの取れた補強ができた。

 ACL出場圏内を得られる3位以内を狙うためには、昨シーズン経験した終盤戦の失速は避けなければならない。ボランチと2列目の人材は豊富であり、誰が出場しても不思議ではない人材が揃っている。また、センターバックには伊野波が加入し、藤田、チョ・ビョングク、菅沼駿の3人と合わせ、高いレベルでの激しいポジション争いが予想される。誰がバックアップに回っても高い能力を有しており、リーグ終盤戦にチーム力をキープするための駒は揃ったと言えるだろう。

 ただ、まだ伊野波がどのポジションで出場するのかはわからないが、昨シーズンのチョはディフェンダーながら6得点を挙げるなど、セットプレーで大きな力を発揮していた。仮にチョが控えに回ると、チームとして一つのストロングポイントを失うことにもなる。森下監督がどのような選手起用を見せるのか興味深い。

 また一方で、エースの前田、そして右サイドバック・駒野に取って代わるような人材は見当たらない。特に駒野は昨シーズンチームで唯一のフル出場を果たしており、チームとして彼らの経験と能力に頼るところもまだまだ大きい。前田と駒野がシーズンを通して安定したコンディションで戦えるかが、チームの浮沈のカギを握る一つの要素となるだろう。(診断は編集部 ※それぞれA~Eランクで診断)

【了】

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