ヨルダン戦で克服すべき、日本の3つの弱点

26日にW杯出場が掛かった大一番、ヨルダン戦を迎える日本代表。しかし、テストマッチとなったカナダ戦はあまりいい出来とは言えなかった。日本の弱点とは何か。徹底分析する。

2013年03月24日(Sun)22時07分配信

text by 北健一郎 photo Kenzaburo Matsuoka
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 ヨルダン戦に向けたテストマッチとなったカナダ戦は、日本の弱点があぶり出される内容となった。岡崎慎司とハーフナー・マイクのゴールによって2-1で勝利こそ手にしたものの、ザックジャパンが抱えている弱点が改善されていないことは明らかだった。

 ザックジャパンの弱点とは何か。大きく分けて3つある。

1.前からのプレスに弱い

 前半の日本はカナダの速い寄せの前にボールをつなげず、攻撃を組み立てることができなかった。最大の要因はボランチにボールが入らなかったことだ。DFラインから前線に運ぶときは、ボランチの遠藤保仁と長谷部誠を経由するのが基本になっている。


背負った状態でキープできる本田【写真:松岡健三郎】

 だが、カナダが前から人数をかけてきたことや、サイドバックの内田篤人や酒井高徳がプレッシャーを感じ過ぎていたこともあって、前線の前田遼一や香川真司にダイレクトにパスを出す場面が目立った。

 日本のアタッカー陣は前を向いたときに特徴を出せる選手は多いが、背負った状態でボールを収められる選手は少ない。これは強豪国だけでなくアジア相手でも共通する弱点だ。唯一の例外が本田圭佑だ。

 ザックジャパンは前からのプレスに対して「本田にロングボールを入れて、キープする」というやり方で回避してきた。ただ、今回は怪我のためメンバーに入っていない。本田がいないときは、これまで以上にボランチを経由しながら細かく刻みながら前に運んでいくことを意識しなければいけない。

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