【松田浩の超分析】日本代表の守備はなぜ崩壊したのか? チームを変えられる可能性を秘めた本田のボランチ起用

2013年07月11日(木)10時58分配信

text by 鈴木康浩 photo Kazhito Yamada / Kaz Photography
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本田ボランチの可能性

――中盤でボールを奪うことを育成年代から評価しないとそういうタイプの選手は生まれてこない、と指摘するジャーナリストもいました。

「確かにそうですね。香川タイプの選手ばかりが生まれるということでしょう?」

――はい。

「ただ、本田のような選手がボランチをやれるなら相当いいとは思います。あのサイズやパワーやテクニックで、それがあった上でかつメンタリティがボランチタイプになってくれば理想的でしょうね」

――将来的にはありそうですね。

「あるんじゃないですか。あるいは、フォワードになるか。フォワードになって負担がなくなって得点を獲ることだけに専念してプレーするとか。本田にボランチとしてのメンタリティがあるのかどうかはわからないけれど、あれだけのパワーやサイズ、テクニックがあるのだから彼のボランチ起用でチームの色が変わる可能性はあると思います。

 ただ、まあ現時点では本田をボランチで起用するのは惜しい気がします。本田が二人いれば、まったく迷うことなく起用するわけですけど。中田英寿はサイズはありませんでしたが、体の強さがあったのでこなせました。もちろん攻撃面は素晴らしいものを持っていたけれど、ボランチに必要なフィジカルやメンタリティを兼ね備えていました。

 本田は体の強さやパワーなどタイプとして打ってつけだけど、例えば次のW杯までにどうかと考えると、今からメンタル的に変わるのは難しいと思います。そこを粋に感じてやるような選手ならば十分に有りうるけれど。前線は、前田や岡崎、香川に頑張ってもらって、本田にボランチでパワーをもたらしてもらう」

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