ガーナに快勝。なぜ大迫に適切なチャンスを与えないのか? 疑問残るザックの采配【どこよりも早い日本代表採点】

10日のガーナ戦、日本代表は3-1で勝利した。グアテマラよりも格上の相手にザックジャパンは果たして課題の克服が出来たのか。

2013年09月10日(Tue)22時48分配信

シリーズ:どこよりも早い採点
text by 植田路生 photo Kazhito Yamada / Kaz Photography
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ボールウォッチャーになってしまった先制点

 グアテマラ戦に快勝し迎えたガーナ戦。何人かの主力選手は来日しなかったが、欧州で実績のある選手を揃え、前回W杯でベスト8入りしたガーナが相手とあって、本大会へ向けて一つの試金石と言える試合だった。

 9月の連戦で、ザックジャパンは2つのテーマを持っていた。守備の再構築と新戦力との融合だ。

 守備の再構築は残念ながら及第点に届いていない。攻撃陣も含め、前線から積極的に守備をこなしていたが、それはこれまでも出来ていたことで、むしろザックジャパンの武器だったこと。

 課題は、ボールロスト時や押し込まれた場面でいかに安定して守るか、だったはずだが、カウンターで簡単に失点。しかも人数は足りていた。緊急時に複数人がボールに集中してしまうのは仕方がないが、ボールよりも遠い位置にいた選手も釘付けになってしまった。

 ボールウォッチャーになってしまっていたし、「人数で上回っていることによる」という危機感のなさを感じさせる緩い守備だった。たった1点とはいえ、こうした失点が緊張感のある試合の勝敗を決める。猛省して欲しい。

 そしてまた、ザッケローニ監督は3バックを試したい意向があったようだ。

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