「4年前のような衝撃はない」。長友佑都はなぜアフリカ勢のフィジカルに通用するのか?

ガーナ戦に快勝したザックジャパンにおいて、存在感を示したのが長友佑都だ。フィジカルの強い相手に対しても競り勝ち、サイドを制圧した。決して上背はない長友だが、なぜアフリカ勢にも当たり負けしないのか。本人が語った。

2013年09月12日(Thu)12時55分配信

text by 河治良幸 photo Asuka Kudo / Football Channel
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長友ここにあり、を示した試合

 エシアン、プリンス・ボアテング、アンドレ・アイエウ、クアドオー・アサモア、ワカソ・ムバラクといった本来の主力が来日せず、戦前は“飛車角落ち”とも言われたガーナだったが、アッピア監督が「甘く見ないでほしい」と語った通り、チームとしても個人レベルでもタフな相手だった。

長友佑都
長友佑都【写真:工藤明日香 / フットボールチャンネル】

 後半、香川のゴールを皮切りに、相手の足が止まったところで逆転に成功し、最終的には3-1と勝利した。しかし、局面の1対1やコンタクトプレーでは劣勢を強いられ、今野泰幸はアツの単独突破を許し、柿谷曜一朗はセンターバックをスピードで振り切れず、強靭なボディバランスを誇る本田圭佑ですら大型MFチブサーの厳しい当たりで、何度もボールをロストした。

 そうした状況にあって、ほとんどの1対1やコンタクトプレーを制したのが左サイドバックの長友佑都だ。今回のガーナ代表の中でも屈強で、185センチとサイズも大きいアドマーに怯むことなく挑み、地上戦では正面きっての競り合いにも勝利した。香川の先制点をアシストしたこともそうだが、改めて“長友ここにあり”を示した試合ではないだろうか。

「2009年にガーナとやって、フィジカルの強さに衝撃を受けたんですけど、今日がそのレベルだったのかというと、ちょっと自分自身で分からなくて。僕もトップレベルの選手とやれることで、感覚がマヒしているかもしれない。今は負ける気がしないというのもある」

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