なでしこが41人もの選手を招集した理由とは? 疲労考慮だけでない佐々木監督が伝えたい強いメッセージ

ナイジェリアとの2試合を控えるなでしこジャパン。代表には41名もの選手が招集された。その意図とは何だろうか? そこには佐々木則夫監督からの強いメッセージが込められていた。

2013年09月21日(Sat)16時11分配信

text by 馬見新拓郎 photo Kenzaburo Matsuoka
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二通りのメンバーで戦うナイジェリア戦

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佐々木則夫監督【写真:松岡健三郎】

 今年最後となるなでしこジャパンの活動は、ナイジェリア女子代表との国際親善試合2試合を通して、計41選手が参加する大がかりな10日間が組まれた。今合宿の主な目的は、佐々木則夫監督が話した通り「選手の発掘、これからのなでしこが進んでいくべき道を共有」すること。

 それを「数多くの選手たちに、海外で変化しつつある女子サッカーの状況を伝えたい」との思いから、大人数をふたつのチームに分けて招集するまでに至った。毎回代表合宿に参加する20数名を、単純に強化するための合宿ではないことが明らかだ。

 招集選手の所属チームを中心に見ると、一部例外はあるものの、主に第1戦(22日=長崎組)にはチーム所在地が西日本の選手が参加し、第2戦(26日=千葉組)にはチーム所在地が東日本の選手が参加する。これは移動による疲労と、代表選手が不在となる所属チームへの負担に配慮したものと思われる。

 特にFW大野忍やDF薊理絵が所属するASエルフェン狭山は、優勝が懸かったプレナスチャレンジリーグ最終節を9月22日に控えているため、それを終えた後に代表合流というスケジュールになった。

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