チェルシーに完敗したシャルケ。攻守に奮闘した内田篤人という光明

2013年10月23日(Wed)11時33分配信

text by 本田千尋 photo Ryota Harada
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欧州屈指のアタッカーと渡り合った内田

 10月22日、ゲルゼンキルヒェン、ヴェルティンスアレーナ。内田は、欧州の戦いに身を投じていた。欧州チャンピオンズリーグ、グループE第3節、シャルケのホームに、イングランドの強豪FCチェルシーが乗り込んできた。

 知将モウリーニョが帰還したチェルシーは、プレミアリーグ、CLでの王座奪還を目論んでいた。前線には――つまり内田の眼の前には――ブラジル代表オスカル、ベルギー代表エデン・アザール、ドイツ代表アンドレ・シュールレといった欧州屈指のアタッカー陣が顔を揃えている。

 しかしどんな相手であれ、ホームで戦うシャルケとすれば、勝ちを得たいところだ。プロの世界に、負けて良しとする試合などあるはずもない。

 静かな立ち上がりの前半戦だった。チェルシーの狙いは明らかだった。引いて、カウンターを狙う。つまらないサッカーと言ってしまえばそれまでだが、実にモウリーニョらしい、アウェーでの合理的な戦い方だった。

 そして開始早々の5分に、早くもフェルナンド・トーレスにCKからヘッドで先制ゴールを許してしまう。そのままチェルシーのプラン通りとなり、引いて構えるチェルシーに、シャルケが攻め立てる試合展開となった。

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