2年後のワールドカップ連覇に向けて。成長し続ける熊谷紗希

20日に放送されたBS1での「サッカープラネット」。その中の「海外でプレーする日本人選手特集」では、なでしこジャパン守備の要・熊谷紗希選手が紹介された。

2013年10月28日(Mon)6時00分配信

text by 編集部 photo junior soccer editorial staff
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2年後のワールドカップ連覇に向けて。成長し続ける熊谷紗希
なでしこジャパン守備の要・熊谷紗希【写真:ジュニアサッカーを応援しよう!編集部】

 20日に放送されたNHK・BS1での「サッカープラネット」。その中の「海外でプレーする日本人選手特集」では、なでしこジャパン守備の要・熊谷紗希選手が紹介された。

 
「最終ラインで落ち着いてビルドアップであったり、自分からのパスだったりというのが攻撃の起点になるように。自分はそこを目指してやっている」

 現在、心がけているプレーをこう語る彼女は、今年6月、フランスのオリンピック リヨンに移籍してきたばかり。しかしすでにレギュラーとして活躍し、まさに順風満帆といった感じだ。

 熊谷がサッカーを始めたのは小学生。高校2年生のときにはなでしこジャパンの一員として国際舞台を経験し、2011年には女子ワールドカップ決勝で優勝を決めるPK戦で、最後のキッカーもつとめている。その直後に7月には、ドイツのフランクフルトに移籍。ドイツで2年間プレーをした。

「2年ドイツでやってある程度チームの信頼も得て試合にも出てたなかで3年目を迎えるか。新しいところに行ってすべて0からチャレンジするかという選択肢があって、新しいところでチャレンジしようかと思ったのが一番です」

 そして6月、フランスのオリンピック リヨンに移籍。リヨンのサッカーは自分の目指すサッカーにあっていると手応えを感じているようだ。

 番組内では熊谷の日常も紹介。

 練習場への移動はすべて自転車。クラブハウスで食べる食事には専属の栄養士がおり、チームメートと談笑しながら食べる様子が紹介されていた。

「日本よりもいろんな人がいる。個性豊かだし、いろんな人と話せたりサッカーができるのが、すごく楽しいですね」

 そして時間を見つけては、フランス語の勉強を欠かさない。ノートを広げ、サッカー用語を中心に書き写している。

「難しいですね。ドイツ語をやっている分、少し似ている部分はあるのですが、問題は発音ですね。試合中にチームメートが自分にもう伝えたいけど、『あぁ、サキにはわからないか』となるときがある」

 言葉の問題はあるが、レギュラーの一角としてチームの連勝を支えている熊谷にパトリス・レール監督からの信頼も厚い。

「彼女は堅実に守れるディフェンダーで、次の展開を仕掛けることができる選手だ。パスを出す為にどう動くかもわかっている。そして得点もできる力もあるので、ミッドフィルダーとしてもプレーできるね。ディフェンダーとしては世界トップクラスなので、チームには絶対に必要だ」

 彼女が見据えているのは、2年後の女子ワールドカップ連覇。

「自分が成長できたらなでしこの貢献できると思っている。やることはわかっているので、そこはぶれないと思っている」

 現在23歳の熊谷紗希。まだまだ成長が楽しみだ。

【了】

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