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モンテッラ:「70分間は完璧だった」

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終盤の集中力低下には苦言
終盤の集中力低下には苦言【写真:goal.com】

フィオレンティーナは10日、セリエA第12節でサンプドリアと対戦し、ホームで2-1と勝利を収めた。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は勝利に満足しながらも、終盤に反撃を許したことに苦言を呈している。

FWジュゼッペ・ロッシの2ゴールで先行したフィオレンティーナは、終盤にカウンターから1点を返された。逃げ切りに成功したものの、モンテッラ監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように話している。

「スピーディーなボール回しで試合を支配した。簡単ではなかったよ。過密日程で戦ってきた中での試合だったからね。70分間は良かった。ただ、チームはたまに、スペクタクルなプレーばかりをしようとしてしまうときがある。良いことでもあると同時に、それが限界にもなり得るんだ」

「終盤はプライドに押されて出てきた相手の反撃を受けた。恐かったよ。これで追いつかれていたら、ホームで挽回されるのは初めてじゃなかったしね。この点を改善しなければいけない。それ以外は完璧だった。最後にリラックスしてしまったがね。さらに飛躍するには、こういうミスをしてはいけない」

それでも、モンテッラ監督は、選手たちの創造性を抑えることはしないと話している。

「いずれにしても、フィオレンティーナは楽しむチームなんだ。それが我々の特長なんだよ。クリエイティビティーを閉ざすことはしない」

Goal.com

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