バルセロナに所属するスペイン代表MFセルジ・ブスケッツは、レアル・マドリーに所属する同代表GKイケル・カシージャスの変化を認め、その姿勢を称賛している。

カシージャスは今季、マドリーでGKディエゴ・ロペスと激しい定位置争いを強いられ、リーガエスパニョーラではD・ロペスに出場機会を奪われ、２週に一度のチャンピオンズリーグに出場する状況に置かれている。

ブスケッツは、所属クラブで出場機会を減らしているカシージャスの変化を感じているようだ。スペイン『オンダ・セロ』で、自身の見解を示している。

「イケルは現在、これまで以上に練習でハードワークしているよ。今までも厳しくやっていたけれど、それ以上にね。遅かれ早かれ、彼が探しているものを手に入れられると思う。そして、みんなを幸せにしてくれるだろう」

また、ブスケッツはプレースタイルの変化に伴い批判を浴びるバルサの現状にも言及。２００８年から２０１２年までバルサを率いて計１３個のタイトルを獲得したペップ・グアルディオラ現バイエルン・ミュンヘン監督政権のサッカーを再現することはできないと語っている。

「グアルディオラがいた時代のレベルでプレーできていないことは分かっている。それは不可能なことだ。だけど、僕たちが受けている批判というのは、不釣合いなものだよ。ファンには、一試合負けたとしても、サポートを続けてほしい」

さらに、負傷により６週間から８週間の戦線離脱が見込まれるバルサFWリオネル・メッシについては、次のように話している。

「彼は何が必要かを理解するための十分な賢さを備えている。世界最高の選手は彼だ。彼が望む限り、彼は一番であり続ける」