フィオレンティーナのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、８日に行われるセリエA第１５節のローマ戦に相手FWフランチェスコ・トッティが先発で出場してくると予想している。

負傷のため戦列を離れていたトッティは、フィオレンティーナ戦で２カ月ぶりに招集メンバーに復帰。開幕当初のような好調なプレーを再び見せるのかどうか注目されるところだ。モンテッラ監督は試合前日に次のように語った。

「プレーしないでくれることを願っているよ。だが実際には、最初から出場することになるだろう。彼がそういう選手だということは知っているし、彼から直接そういうことを聞いたからね」

今シーズン開幕前に、大きな騒動を巻き起こしつつフィオレンティーナからローマへ移籍したMFアデム・リャイッチについてもコメントを求められた。

「リャイッチ？　彼もプレーしないでほしいね。移籍の選択を悔やんでいるのかどうかは知らないが、彼が答えを出すことだ。素晴らしいチームでプレーしているのは間違いないが、私は彼のリーグ戦をすべて追ってきたわけではない」

試合に向けては、ローマを非常に高く評価している様子を見せている。

「選択肢が多い、よく完成されたチームだ。フィジカルが強く、経験豊富な選手たちが試合をうまく読むことができる。いつペースを上げて、いつペースダウンするか分かっている」

「ローマは我々よりも忍耐強いチームだ。難しい試合になるだろう。ローマのことは非常にリスペクトしているが、彼らの方でも我々を少し恐れていると思う。相手が１０１％の力で向かってくることを意識しなければならない」

ローマのルディ・ガルシア監督は試合に向けて、「１１頭の狼を見たい」と選手たちに戦う姿勢を求めていた。モンテッラ監督はこれに答えている。

「ガルシアは現実的で我慢強い監督だ。試合中に変化をつけることができる。１１頭の狼？　私がローマでプレーしていた頃は、１１頭どころかもっと多くの狼がいたよ」

ウルグアイ、イングランド、コスタリカと同じグループに入ったイタリア代表のブラジル・ワールドカップ抽選結果については次のように述べた。

「確かに難しいグループだ。でもドイツのグループ、スペインのグループも非常に厳しい。すべては、重要な選手たちがどういう状態で大会を迎えるか次第だと思う」