１１日のチャンピオンズリーグ（CL）・グループG最終節、アトレティコ・マドリーはホームでのポルト戦を２－０で制した。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、勝利への満足感を表している。

スペイン『アス』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「前半は苦しむ状況もあったが、チームは平静を保ち続けた。この結果に満足している。選手たちは競争的で在り続けた」

主導権を握られたアトレティコだったが、ポルトに放たれたシュートはことごとくポストやクロスバーに当たっている。

「我々に運があったか？　ポストもピッチの一部だ。こちらも決定機を築き、１対１の局面なども迎えていた」

マンチェスター・ユナイテッドのデイビッド・モイーズ監督が、貴賓席で試合を観戦していたことにも触れた。

「将来のライバルを見ていたのは確実だ。違うチームを視察することは重要だ」

１６日に組み合わせ抽選が行われる決勝トーナメントについても言及している。

「チームは首位通過を果たしたが、どこと当たっても似たような力を持つライバルとの対戦となる。我々の方が優れていると思うことはない」

「我々がほかのチームより優れているとは考えない。ノックアウトランドを突破する可能性は、両チームとも５０％ずつだ。多くのチームがこの大会で多くの経験を積んおり、参加しているチームすべてが厳しいライバルとなる。CLは美しい大会であり、リーガとは違って退屈ではない。この大会はリーガより競争的であり、多くのチームに優勝の可能性がある。この大会は決して退屈なものではない」

また前日会見で、「（MF）オリベル・トーレスにはもっと期待している」と話した理由を説明した。

「この試合で言えば１５分から前半終了まで、我々が求めていたプレー見せてくれた。プレービジョンがあり、攻撃に関与し、インテンシティーを発揮していたね。我々は出場機会を必要としていた選手たちを起用し、チームの競争力、インテンシティーを保つことに成功した。それが重要だ」