ドローでCL敗退のアヤックス【写真:goal.com】
アヤックスは11日、チャンピオンズリーグ・グループステージ最終節でミランと対戦し、敵地で0-0と引き分けた。決勝トーナメント進出を決められず、フランク・デ・ブールは試合後にミランへの不満を表している。
ベスト16に進むしかなかったアヤックスは、立ち上がりからペースをつかんだが、22分にMFリッカルド・モントリーヴォが退場したミランが守備を固め、得点を奪うことができず。ミランを逆転してグループステージを突破することができなかった。
グループ3位でヨーロッパリーグに回ることとなったデ・ブール監督は、オランダ『NOS』で次のように話している。
「今日はアンチフットボールが勝った。UEFAはいつもリスペクトを叫ぶが、我々が急いでいるときにボールボーイすらボールをくれないのではね…。彼らは20分の時間稼ぎをしたが、アディショナルタイムは5分だった。恥ずべきことだ」
「退場者が出てからより難しかった。我々には少し運が必要だったが、それがなかったよ。何度かチャンスはあったが、残念ながら今日はサッカーが勝たなかった。ミランは10人になってひきこもったんだ」
デ・ブール監督は選手たちをたたえつつ、審判への不満もうかがわせている。
「選手たちを誇りに思う。今夜は劇場で試合をしているかのようだった。あのミランのトリックでね。だが、審判がそれを許したんだ。レッドカードを出したことは関係ない。レッドカードはレッドカードだ。(マリオ・)バロテッリは(ダレイ・)ブリントを蹴ったときに退場になるべきだった」
「そうやって、審判はゲームをコントロールできなくなったんだ。相手のGKはゴールキックのたびに1分かけていた。ミランとの2試合で、上回っていたのは我々だ。それは良いことだが、こうなるとがっかりだよ」