名門復活を託された“背番号10”。ミランで本田圭佑はどこで起用され、何が求められているのか?

本田圭佑のミラン入りがついに実現した。そこで気になるのは彼がどこで起用されるかだ。トップ下にはカカーがおり、他にもタレントはいる。またどんなプレーが求められているのか? それらを紐解くと、本田はミランが浮上する最適な人材であることがわかる。

2013年12月15日(Sun)10時12分配信

text by 神尾光臣 photo Kazhito Yamada / Kaz Photography
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即戦力として期待されている本田

「もう公にしていいだろう。我われは契約書を準備し、それを今日まで公表せずにおいたが今は言える。本田は1月3日から我われの選手になる。背番号は10番だ」

 沈黙は破られた。本田圭佑がCLプルゼニvsCSKAモスクワを闘った翌日の11日、ミランのガッリアーニ会長は、本田の1月移籍を正式に発表した。これで「本田が移籍したらミランはどうなるか、彼はどう機能し、果たして通用するのか」という話が、空想や妄想ではなく現実的な推論として成立するようになった。

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本田にポジションはあるのか?【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 ただこの3ヶ月間で、いや夏の移籍交渉の時点からチーム状況は目まぐるしく変化している。ベルルスコーニ会長の肝いりでシステムは2トップになると言われていたものの、実戦に入れば3トップも組み、しかもトップ下のポジションにはカカーが移籍してきた。

 たたでさえ途中加入でチームに適応する時間が与えられない中、本田にポジションはあるのだろうかという心配が立つのも、ごく自然なことだ。

 しかし現在のチーム状況を見れば、本田に場所はある。いやむしろ、彼は即戦力として期待されている。すでにアレグリ監督らコーチングスタッフとディスカッションは済んでいたのか、ガッリアーニ副会長は起用のアイディアも明かした。

「クリスマスツリーの中で、右の攻撃的MFとして使われる」。つまり、4-3-2-1でカカーと2シャドーを組ませるということだ。

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