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5バックだが弱点は守備陣。グループ最弱国コスタリカ、“死の組”で希望はあるか?

text by 池田敏明 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

一発のカウンターに望みを託したい

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ウルグアイ戦がカギを握る【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

「コスタリカはグループ内で最も弱いチーム」とB・ルイスが認めるように、本大会ではかなり厳しい戦いを強いられるだろう。無得点、二桁失点でなすすべなく敗れ去る可能性も低くはない。

 ただ、予選で見せた守備に重きを置いた戦い方をさらに徹底させれば、あるいは希望の光が見えるかもしれない。本気で決勝トーナメント進出を目指すなら、前線に1人を残して10人で自陣を固め、連動したプレスで相手のアタッカー陣をペナルティーエリアから遠ざけつつ、一発のカウンターに望みを託す戦い方が現実的だ。

 アシスタントコーチを務めるパウロ・セサル・ワンチョペが「初戦は勝つか引き分ける必要がある。敗戦は絶対に許されない」と語るとおり、南アフリカW杯予選大陸間プレーオフのリベンジマッチとなるウルグアイ戦がすべてのカギを握ることになる。


担当記者による分析
目標:ベスト16
ノルマ:勝ち点獲得

【了】

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