内田を超えた?“セレ女”に聞く、柿谷曜一朗が愛される3つの理由

2013年12月17日(火)7時43分配信

text by 桑村健太 photo Asuka Kudo / FootballChannel , Kenta Kuwamura
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「私でも手が届きそう」な存在

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柿谷の魅力を語るサポーターたち(写真はイメージ)【写真:桑村健太】

 J1第33節の11月30日、私は大阪長居スタジアムにいた。さすがに今をときめくC大阪である。スタジアムの外周には若い女性が桜色のグッズを身にまとい、写真撮影用に設置された柿谷や山口、扇原のパネルに長蛇の列をなしていた。

 いわゆる、“セレ女”と呼ばれるファン層である。この日はC大阪のホーム最終戦。スタジアムには今シーズン最多となる36,361人が足を運んだが、若い女性ファンが占めるその割合には、今さらながら驚くばかりである。

 今回お話を伺ったのは、C大阪を応援して間もない女性サポーター36名。この標本数が多いのか少ないのかは分からない。おそらく、何かしらの結論付けをするにはまだまだ少ないのだろう。しかし、当事者である彼女たちに柿谷の魅力を語ってもらうことにこそ意味はあるはずだ。

 取材をしてまず顕著だったのは、彼のルックスを魅力に挙げるサポーターの数だった。「純粋に顔がタイプ」といった意見や「笑顔がかわいい」、「今どきの子が好きそう」といったものが多く、モテるためにはやはりある程度のルックスが必要なようだ。なるほど、流石に女性はシビアである。

 しかし、興味深いことがあった。柿谷のルックスを魅力に挙げるサポーターが多かった一方、「タイプではない」や「彼の魅力は顔ではない」と答える女性も少なくなかったのである。この二極化は大変興味深いものだ。彼女ら曰く、あくまで柿谷は「カッコ良い方」に分類されるそうで、「サッカーをしているからカッコ良く見えてくる」らしい。

 また、柿谷の「雰囲気」や「自然な感じ」を魅力に挙げる女性も多く、「普通に大阪にいそう」や「その辺のSHIPSで働いてそう」、また「私でも手が届きそう」といった意見は、それらを象徴するきわめてユニークな意見だった。

「カッコ良さ」の定義はきわめて主観的なものだが、柿谷のそれはある種、内田とは異なるものなのかもしれない。気取らず自然で等身大のカッコ良さ―。非モテが参考にすべき、1つめの条件である。

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