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カーディフ首脳、一転して冬の補強に前向き

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「新監督には多額の資金を用意する」
「新監督には多額の資金を用意する」【写真:goal.com】

27日にマーキー・マッケイ監督の解任を発表したカーディフが右往左往している。その要因は、マレーシア人オーナーのヴィンセント・タン氏だ。16日、冬の移籍期間中に「前線、中盤、最終ラインに各1名、計3人の選手を獲得したい」と言ったマッケイ前監督に対し、「冬場の移籍市場で、監督には一銭も使わせない」と発表し、周囲を驚かせた。

その後、タン氏はマッカイ監督との距離を縮めることなく、最終的に監督を更迭する措置をとった。ひとつの区切りをつけたタン氏は、補強方針について「心変わり」するようだ。

イギリスの『BBC』によると、タン氏は「一銭も使わせない」コメントから一転し、新監督には多額の補強資金を準備すると明言。来年1月以降の移籍市場では潤沢な予算をもとに、選手獲得に動くつもりだという。

なお、すでに複数の後任候補が噂されているが、ゴタゴタが続くクラブの指揮を執るのは難しい決断となるかもしれない。マッケイ監督の解任が発表された27日、FWクレイグ・ベラミーがクラブから暫定監督就任を打診をされたものの、ベラミーはこの話を一蹴。このほかにはバーゼルのムラト・ヤキン監督、モルデのオレ・グンナー・スールシャール監督や元イングランド代表のスベン・ゴラン・エリクソン氏などの名前が挙がっている。

Goal.com

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