マンチェスター・ユナイテッドのデイビッド・モイーズ監督は、FWウェイン・ルーニーが１日のプレミアリーグ第２０節トッテナム戦に出場できるかどうかは、直前まで待って確認する必要があると述べている。

内転筋の負傷のため前節ノリッジ・シティ戦を欠場したルーニーは、トッテナム戦での復帰が確実視されていたが、回復はやや遅れているようだ。試合前日の会見でモイーズ監督は次のように述べた。

「ウェインに関しては待って様子を見なければならない。（月曜日は）練習に参加しなかったので、これから状態を確認する」

モイーズ監督はまた、ユナイテッドの新監督に就任した２０１３年を振り返り、予想外の１年だったと話している。

「１年前にはこの状況を想像もできなかった。マンチェスター・ユナイテッドに新監督がいることすら想像できなかったよ。チームが落ち着くことができてある程度は満足している」

今季プレミアリーグで出遅れたユナイテッドだが、現在はカップ戦を含めて公式戦６連勝中。モイーズ監督は、このまま連勝を続けて上位に迫りたいと意気込みを見せた。

「６連勝はどんな場合でも良い結果として受け止められるものだ。マンチェスター・ユナイテッドではそれが普通のことであり、私も十分にそれを理解している。したがって浮ついた気分にはなっていない」

「ユナイテッドに背後から迫られることを望むチームはいないだろう。現時点では息を吹きかけられるほど近くはないので、近づいていかなければならない。そのために自分たちのやり方で頑張っているが、勝ち続けて上位にもっと近づくまでは、そんなことを大声で叫んでも意味がない」