本田のミラン・デビューはなぜ遅れた? 6日の出場を阻んだ“法の壁”と厳しいメディカルチェック

2014年01月07日(Tue)11時40分配信

text by 神尾光臣 photo Kazhito Yamada / Kaz Photography
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移籍に必要な「国際移籍証明書」

 メディカルチェックの結果によっては移籍が反故になることもあるが、しかしそれも無事にクリア。そしてこれをもって、ミランは本田の選手登録を完了させた。今回の契約手続きを担当したクラブ関係者に尋ねたところ、「制度的には6日の時点でアタランタ戦の試合登録が可能な状態になっていた」という。

 ちなみに移籍登録には、国際移籍証明書というもう一つの難関がある。移籍が海外をまたぐ場合、前所属先のクラブが属する国のサッカー協会(本田の場合は当然ロシア)から、次にプレイする国のサッカー協会(同イタリア)に「選手の登録を移すことを許可する」という証明書を発行してもらわなければならない。

 当該の国のサッカー協会の腰が重かったり、あるいはクラブ同士がいがみ合ってたりするとこの発行も滞るのだが、今回の場合はこれも完了。CSKAモスクワ側の感情を害したことで夏の移籍が破断した経緯を思えば、仲介と手配にあたったガンディーニ運営部長以下スタッフの感慨もひとしおだろう。

 実際彼は「ケイスケを我われのもとに連れてくることが出来て本当に良かった」と語っている。

 あとはアレグリ監督が、本田のコンディションをどう判断するか、もはやそれ次第。12日のサッスオーロ戦でのデビューは、確実になったと見て良いだろう。

【了】

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