アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、獲得に関心を示していると噂されるシャルケMFユリアン・ドラクスラーやフラムFWディミタール・ベルバトフも含め、現時点では冬の移籍市場で獲得に近づいている選手はいないと主張している。

ドラクスラーが数日前にアーセナルの練習場を訪れていたとも一部で報じられていたが、ヴェンゲル監督は冗談交じりにこの噂をかわしている。１８日に行われるプレミアリーグ第２２節フラム戦の前日会見で次のように述べた。

「それはUFOのようなものだ。見える人にはどこにでも見えるよ。移籍市場は１月３１日まで開いている。誰かの獲得に近づいているかって？　現時点ではノーと言うべきだろう」

ベルバトフの獲得も以前から噂されているが、こちらもヴェンゲル監督は改めて否定した。

「ベルバトフを評価しているかどうかという質問なら、高く評価している。契約に向けたアプローチをしたかどうかということなら、ノーだ」

「（ニクラス・）ベントナーは復帰しつつあるし、ヤヤ・サノゴも練習で非常に順調な前進を見せている。確かにセオ・ウォルコットを失ったのは大きな痛手だが、穴を埋められることを願っている。（ベルバトフへの）アプローチはしていない」

一方でヴェンゲル監督は、今シーズン末に契約の満了するDFペア・メルテザッカーおよびDFバカリ・サニャとの契約延長を楽観視する様子を見せている。

「順調に進んでいるところだ。近いうちに何かを発表できればいいと思っているよ」