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バルサ、新カンプ・ノウは新築ではなく全面改装

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ソシオによる投票は4月5~6日に実施
ソシオによる投票は4月5~6日に実施【写真:goal.com】

バルセロナ経営陣が20日に会見を開き、新カンプ・ノウが新築ではなく、現スタジアムの全面改装によって誕生することを発表した。

老朽化が進むカンプ・ノウについては、全面改装か違う場所に新スタジアムを建設するかという2つの選択肢があった。サンドロ・ロセイ会長は同日の会見で、経営陣が全面改装を選択したことを報告している。

「我々経営陣は、カンプ・ノウを全面改装することを満場一致で決定した。最高の専門家たちと相談した結果、現在の場所にとどまることを選択するに至った。新スタジアムを新たな場所に建築する選択は、クラブ、ソシオを将来的に抵当に入れる可能性があったために否定されることになった。新カンプ・ノウの収容人数は、9万9000人から10万5000人に増えることになる」

「我々は負債を減らしたことによって、このプロジェクトに着手することが可能となった。今後数週間のうちに、ソシオにプロジェクトを説明する予定だ。ソシオによる可否についての投票は、4月5~6日に行われる」

一方でハビエル・ファウス副会長は、全面改装のコストを説明している。

「コストは6億ユーロ程となるが、これから誤差が生じるはずだ。より安くなることを望むよ。その内訳はスタジアムが4億2000万ユーロ、屋内競技場が9000万ユーロ、駐車場が4000万ユーロ、商業施設が3000万ユーロ、都市計画とミニスタジアムの移転が3000万ユーロとなる」

「工事費を30年にわたって払い続けることはない。8年で完済することを目指していく。可能な限り、クラブだけの資金を使ってね」

Goal.com

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