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モラッティ:「トヒルがミラノに来ることが必要」

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不調のチームに現会長の激励を求める
不調のチームに現会長の激励を求める【写真:goal.com】

インテルのマッシモ・モラッティ会長は、苦境にあるチームを鼓舞するために、エリック・トヒル会長がミラノを訪れて直接チームと向かい合うことが必要だと述べている。

年明け以降、コッパ・イタリアも含めた4試合で1分け3敗と極度の不調に陥っているインテル。トヒル会長は基本的にはインドネシアからチームを見守っているが、今週末にはイタリアを訪問する見通しのようだ。モラッティ名誉会長のコメントをイタリアメディアが伝えている。

「トヒルは非常に落胆していた。彼がここに来ることが必要だと思うが、今週末にかけて到着するだろう。有能であり責任もある人物と直接向かい合うのは、選手やクラブの全員にとって大きなプラスになることだ。別の力を与えてくれる」

キエーヴォ戦(1-1)でDF長友佑都のゴールが明らかな誤審によるオフサイドで無効とされるなど、今季はジャッジに泣かされている感も強いインテル。19日のジェノア戦(0-1)でも相手選手がハンドを見逃されたかに見えた場面があった。モラッティ名誉会長はジャッジへの不満を口にしながらも、ジェノア戦で笛を吹いたニコラ・リッツォーリ氏への批判は抑え気味としている。

「私が会長だった頃にも、その話はしすぎていたほどだった。だが、まったく何も良くなってはいない。上層部のごう慢さも変わっていないようだ」

「いずれにしても、昨日のリッツォーリは非常に良い判断をしていたと思う。(ハンドは)単なる見落としだった。我々に対して不利になったのは不幸だが、それ以外は非常によくやっていたと思う。単なる見落としだったが、我々にとってはそれが高くついた」

Goal.com

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