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モウリーニョ:「マタ移籍でサラー獲得に動いた」

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2件の移籍の経緯を語る
2件の移籍の経緯を語る【写真:goal.com】

チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、加入がクラブ間で合意に達しているバーゼルFWモハメド・サラーについて、MFフアン・マタの放出が濃厚となってから急いで獲得に動いたと明かしている。

チェルシーは23日にサラー獲得のクラブ間合意を発表。マタは翌24日にマンチェスター・ユナイテッドとのクラブ間合意が発表された。だが順序としては、マタの移籍の動きが先にあったとのことだ。

一連の動きについて説明するモウリーニョ監督のコメントがイギリスメディアで伝えられている。

「フアンがチームを離れるのは我々にとって突然のことだった。代わりの選手を獲得したりオファーを出したりする準備はしていなかった。すべてが非常に速く進んだからだ。それに対処し、我々にとって良い選択肢を探る必要があった」

「最終的にサラーを獲りに行くことを決めたが、ゼロからのスタートだった。選手やクラブとの間でそれ以前に接触は一切なかった。彼の代理人が誰なのかも知らなかったよ。クラブ間の合意が最初のステップだったが、それは正式に完了した」

今後のサラー加入の正式決定に向けた見通しについては次のように説明した。

「クラブとの間ではすべてサインが交わされた。あとは彼がまだ受けていないメディカルチェックと、本人が我々のクラブに加わりたいかどうかという意思次第だ。彼がそう望んでいることは知っているし、合意を喜んでくれている。あとは完了させなければならない」

「EU外の選手なので、メディカルのためにイングランドに来ることはできない。どこかで彼と会ってメディカルを受けさせなければならないが、おそらくはスイスになるだろう。それから書類手続きを行うことができる」

Goal.com

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