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ACミラン、セードルフ監督は37歳。最年少は誰? 4大リーグの青年監督たち

text by 編集部 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

近年若手監督の起用が増えているセリエA

 ACミランのクラレンス・セードルフ監督は、1976年4月1日生まれの37歳。言わずと知れた元オランダ代表で、ボタフォゴでの現役生活から引退して、古巣の監督に就任。

 一方のカリアリは、1974年8月22日生まれで39歳のディエゴ・ロペス監督。現役時代はウルグアイ代表として32試合に出場した右SBで、こちらも98年~2010年までカリアリに在籍したクラブOBだ。

 セリエAでは、近年若手監督の起用が増えている。フィオレンティーナのモンテッラ監督が39歳で、12~13年にインテルを率いたストラマッチョーニ監督は、当時36歳だった。

 では、4大リーグの史上最年少監督は誰だろうか?

 セリエAは、11年9月~12月までパレルモを率いたデーヴィス・マンジャ監督の34歳。短期間で解任されるも、U-21イタリア代表監督を経て、セリエBのスペツィアを指揮している。

 ブンデスリーガでは、00年~04年にドルトムントを率いたマティアス・ザマー監督が32歳という記録を残している。膝の故障で現役引退し、そのまま監督に就任。02年にはリーグ優勝も成し遂げた。

 リーガ・エスパニョーラは、ファン・マヌエル・リージョ監督が95~96年に弱冠29歳でサラマンカを率いた。現在はコロンビアのミジョナリオスを率いている。

 プレミアリーグの最年少記録は、ビラス=ボアス監督では無くクリス・コールマン監督。03年に32歳11ヵ月でフラムに就任。07年に解任されるまでには、稲本潤一も在籍した。現ウェールズ代表監督。

 ちなみに、Jリーグは松木安太郎氏の35歳。開幕元年にヴェルディ川崎(当時)を指揮し、最年少優勝監督の名誉も手にしている。

【了】

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