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目指すはイチロー。遠藤保仁ワールド全開だった「プロフェッショナル~ 仕事の流儀」

text by 編集部 photo by Asuka Kudo / Football Channel

遠藤保仁のプロフェッショナルとは?

 試合前日にはホームゲームでもホテルで前泊するのがプロ入りから習慣になっているという。試合前に欠かせない道具としてスーツケースから取り出したのは、なぜか野球ボール。

「これはマッサージって言ったら変ですけど、足の裏で乗ったりとか」と、床にボールを置いて足を乗せ、「気持ちいいところ、腰をやったりとか、野球ボール使ってる選手は少ないかもしれないですけど、ゴルフボールとかテニスボールを使ってる選手はいると思います」と説明。

 なおこの野球ボールは、杉内選手からもらった2013年WBC記念ボールだという。「記念ボールをぞんざいに扱い過ぎだろ!」と視聴者はいっせいに突っ込んだに違いない。

 さらに読んでいる本として『がんばらなくていいんだよ』(酒井雄哉著・PHP研究所出版)というタイトルの本を紹介。「努力だけが全てじゃないよ的なところがあるし、人と違うようなことを考える人とかが好きなんですよね」と自らの哲学と重ねながら話していた。

 番組の最後に、「プロフェッショナルとは?」という恒例の問い。「ものすごい影響を与えられる人が、真のプロフェッショナルだと思います。サッカーしてる僕ですら、イチローさんのようになりたいとか思うんで。やっぱりその領域までいきたいなとは思ってますけどね」と結んだ。

 想像していた通りのヤットワールドが展開されたプロフッショナルの放送だったと言って良いのかもしれない。

【了】

『眼・術・戦』ヤット流ゲームメイクの極意
定価1365円

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