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アラゴネス逝去、スペイン黄金期の礎築く

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2月1日明け方に息を引き取る
2月1日明け方に息を引き取る【写真:goal.com】

2月1日、元スペイン代表指揮官のルイス・アラゴネス氏(75)が死去した。

約2カ月前から白血病の症状が深刻化していたアラゴネス氏は、1月31日にマドリッド中央病院に搬送され、翌日の午前6時15分に息を引き取った。

マドリッのオルタレサド出身の“サビオ(賢人、アラゴネス氏の愛称)”は現役時代、アトレティコ・マドリーでリーガエスパニョーラを3度、コパ・デル・レイで2度優勝を果たし、通算173得点で同クラブの歴代最多得点ランクのトップに君臨している。スペイン代表としては11試合に出場した。

監督としては3度指揮を執ったアトレティコでコパ・デル・レイを3度、リーガエスパニョーラ、スペイン・スーパーカップ、インターコンチネンタルカップを1度ずつ制した。2004年に指揮官に就任したスペイン代表ではEURO2008を勝ち取り、同チームの黄金期の礎を築いている。その2チームのほかには、ベティス、バルセロナ、エスパニョール、セビージャ、バレンシア、オビエド、マジョルカ、フェネルバフチェを率いた。

アラゴネス氏の生涯のクラブであったアトレティコは、公式ツイッターアカウントで次のようなメッセージを伝えている。

「本日の明け方にL・アラゴネスがなくなりました。アトレティコの全家族が喪に服すとともに、彼の家族に力強い抱擁を送らせていただきます」

Goal.com

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