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マンチェスター・シティが海外クラブを買収。その意図は?

ファン・マタの3分の1にも満たない額で…

 英メディアによるとその金額は、1200万ポンド(約20億円)とされ、宿敵マンチェスター・ユナイテッドがチェルシーから獲得したスペイン代表MFファン・マタの3分の1にも満たない額とされる。

 マンチェスター・シティの代表取締役、フェラン・ソリアーノ氏は「メルボルン・ハートをオーストラリアの強豪クラブへ仕立て上げることに期待を膨らませている。メルボルンは強いスポーツ文化を持つ街であり、ピッチ内外での成功を見込んでいる」と声明文で述べた。

 一方、オーストラリアサッカー連盟の代表取締役、デビッド・ギャロップ氏は、「オーストラリアでもサッカーは人気のスポーツになっているし、アジア諸国のサッカー人気からも恩恵を受けている。マンチェスター・シティの戦略的投資はオーストラリアのサッカー界が世界の注目を集めるきっかけになる」と喜びを表した。

 マンチェスター・シティは昨年5月にも、2015年から米1部リーグに参入予定のニューヨーク・シティを買収しており、同クラブのさらなるグローバル化が注目されている。

【了】

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