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HSV、5戦連続3失点で6連敗。ファン・マルヴァイク監督は諦めず

text by photo by Ryota Harada

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ファン・デル・ファールト【写真:原田亮太】

 ハンブルガーSVは8日、ホームで行われたブンデスリーガ第20節ヘルタ戦で、5戦連続3失点となる0-3の大敗を喫し6連敗。クラブ史上初の降格も現実味を帯びてきているが、ベルト・ファン・マルヴァイク監督は辞任を考えてはいないという。ドイツメディア「SID」が伝えている。

 ファン・マルヴァイク監督は、試合後に「私は留まるつもりだ。私は辞任しないし、諦めてもいない。私にはチームの先頭に立つ責任がある」と、辞任せずに残留を目指す意志を示した。

 また、17歳ながら定位置を獲得し、将来を嘱望されているDFヨナタン・ターを起用しなかったことについては「彼はまだ少年だ。しかし、信じられないほど多くの試合に出場してきた。私は彼を守りたい。彼は休みを必要としている」と、連敗中でも選手の将来を優先する選択をしたことを明かした。

 ハンブルガーSVは、ブンデスリーガの約50年の歴史で唯一2部に落ちたことが無いクラブながら、今季は降格圏内の17位と苦しんでいる。

【了】

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