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香川真司 10年前

無知・陳腐・粗末・絶望…CL敗戦のマンUに英メディアが大バッシング。現地記者は香川の言葉から指揮官の矛盾見抜く

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「ユナイテッド史上最低のパフォーマンス」

イブニング・スタンダード(地方紙)

――イアン・ハーバート記者

「香川の苦悩はモイーズ体制に反映:『監督からはボールにできるだけ絡んでチャンスを作るように言われた』と話した香川の言葉の中には、哲学を失っているユナイテッドが見えた」

 試合後の英メディアには「漫然」、「無知」、「陳腐」、「平凡」、「退屈」、「粗末」、「絶望」、「不十分」、といったネガティブなワードばかりが並び、同試合は「ユナイテッド史上最低のパフォーマンス」と評された。

 負け試合となったためユナイテッドの選手たちには軒並み赤点評価が付けられ、約30分の出場に留まった香川にも低評価が付いた。香川は試合を通して低調なパフォーマンスを見せたチームの悪い流れを断ち切る事ができず、トップ下で思い通りのプレーができずに終わった。

【了】

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