W杯チケット違法販売、300億円超える巨額マネー動く。警察当局は胴元がFIFA上層部いると確信

ブラジルW杯で観戦チケットを転売し、ダフ屋に協力したとしてFIFA関係者が疑われていた事件で、警察当局はレイ・ウィーラン容疑者を逮捕した。どのような手段で犯行に及んだのか?

2014年07月11日(Fri)15時55分配信

text by 編集部 photo Getty Images
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約348億2200万円にも及ぶ違法販売に加担。日韓W杯でも転売?

W杯チケット違法販売、300億円超える巨額マネー動く。警察当局は胴元がFIFA上層部いると確信
どのような手段で犯行に及んだのか?【写真:Getty Images】

 かつて、ボビー・チャールトン氏の代理人として働いていたレイ・ウィーラン容疑者が7日、2億ポンド(約348億2200万円)にも及ぶ違法なW杯チケット販売に加担したとして逮捕された。英メディア「テレグラフ」が伝えている。

 W杯マッチ・ホスピタリティの幹部を務めるウィーラン容疑者は、「オペレーション・ジュール・リメ」と名付けられた捜査の一環で逮捕。FIFAのゼップ・ブラッター会長ら世界各国のサッカー協会会長が公式宿泊施設として利用する高級ホテル「コパカバナ・パレス・ホテル」で拘束された。

 ウィーラン容疑者は、企業への接待向けに用意されたチケットの残り分を法外な金額で転売。今大会の“ダフ屋行為”で12人目の逮捕者となり、131枚のチケットが押収。これによって、国際ギャング組織が解散に追い込まれたという。

 同紙は、過去4大会でチケットの転売が行われ、1大会で5200万ポンド(約90億円)もの金額が動いていたと伝えた。逮捕者は、犯罪組織のマネーロンダリングへの関与も疑われている。

 ウィーラン容疑者は、FIFAの従業員ではなく、イングランドのチェシャー州チードルに拠点を置くバイロム社の一部門「マッチ」を通してFIFAの運営組織と関わりを持った。

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