世界一の代理人ジョルジュ・メンデス。今夏の利益は約100億円の可能性も。クラブやファンには“悪徳”も選手には“敏腕”な存在

2014年08月06日(水)11時00分配信

text by 海老沢純一 photo Getty Images
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今夏、4選手で約52億円の仲介手数料を得ている可能性も

 実際、この手法は実を結んでおり、多くの選手が天文学的な金額で移籍を果たし、「Gestifute」は莫大な利益を生んでいる。では、この会社は今シーズンの移籍市場でどれだけの利益を生んだのだろうか?

 2013年にFIFAが発表した統計によると、11-12シーズンにおける代理人へ支払われた仲介定数料の平均は移籍金の約28%となっているため、今シーズンも28%と仮定してチェックしてみよう。

 まず、前述のハメス・ロドリゲスに加えてジエゴ・コスタがアトレティコ・マドリーから3800万ユーロ(約52億3500万円)でチェルシーへ。ゼニトは、エセキエル・ガライ獲得のために所属先のベンフィカと保有権50%を持つレアル・マドリーに対して合計1500万ユーロ(約20億6600万円)を支払った。

世界一の代理人ジョルジュ・メンデス。今夏の利益は約100億円の可能性も。クラブやファンには“悪徳”も選手には“敏腕”な存在
今夏に移籍した主な選手

 その他、ベベがマンチェスター・ユナイテッドからベンフィカへ300万ユーロ(約4億1300万円)で移籍している。

ハメス・ロドリゲス 8000万ユーロ(約110億円)
ジエゴ・コスタ 3800万ユーロ(約52億3500万円)
エセキエル・ガライ 1500万ユーロ(約20億6600万円)
ベベ 300万ユーロ(約4億1300万円)
計 1億3600万ユーロ(約187億3690万円)

「Gestifute」の今夏の移籍金ビジネスによる推定収益は1億3600万ユーロ(約187億3690万円)の28%なので、3808万ユーロ(約52億4600万円)ということになる。わずか1ヵ月でこれほどの利益を上げられるのだからサッカーの選手移籍は巨大なビジネスだ。

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