フットボールチャンネル

Jリーグ 10年前

【J1第26節プレビュー】実力伯仲のライバル対決。順位逆転なるか

text by Football LAB

G大阪(5位)vs鳥栖(4位)

Fラボ
大阪と鳥栖の得点パターン

 円グラフの通り、G大阪は宇佐美が絡んだショートパス、鳥栖は豊田を目掛けたロングボールによる崩しを得意としている。互いの攻め方は分かり切っているだけに、どちらがそれを封じるのか。焦点は守備面にある。円グラフの下に示したのは、両者のタックルのデータ。

 鳥栖は高い位置とは対照的に、低い位置でのタックルが少ない傾向にあり、引いて構える守り方を採用している。相手の食い付きを利用するG大阪のパス回しに対し、付かず離れずの適切な判断が求められるだろう。

 似たようなことはG大阪にもいえ、プレスの重心はいつもと逆に置くべきか。守備エリアの上空に長いボールが送られる前に、前線から蓋をしたい。

1 2 3

KANZENからのお知らせ

scroll top