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アルテタ「ベンゲル退団を覚悟していた」

text by 編集部 photo by Getty Images

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アーセナルの新キャプテン・アルテタ【写真:Getty Images】

 アーセナルは27日にトッテナムとのノースロンドンダービーを迎える。次節にはチェルシーとのダービーも控える過密日程の中、アーセナルの新キャプテン・アルテタにとってはPSG時代のチームメートであるポチェッティーノ(現トッテナム監督)との再会を果たす一戦。

「彼は父親のような存在で、若かった僕の世話をよく焼いてくれた。フットボーラーとしてどのように振る舞うべきかを教えてもらった」26日付の「デイリー・メール」でアルテタはそう語っている。

 昨シーズンはノースロンドンダービーで2戦2勝(2試合ともに1-0)。今シーズンもリーグ戦では未だ無敗と好調。さらなる勢いをつけるためにも是が非でも勝利がほしい一戦だ。

 アルテタはさらにヴェンゲル監督に関してもコメントを残している。96年からアーセナルの指揮をとり、昨シーズンは9年振りとなるFAカップのタイトルを獲得。しかし決勝戦を迎えた段階でも新たな契約にサインをしておらず、退団の噂も報道されていた。
 
 その後、2017年までの契約延長が発表されたものの、その様子を見ていたアルテタはヴェンゲルがチームを去るのでは、と考え始めたという。

「ヴェンゲルはいつもアーセナルに残りたいと言っていたが、彼はサインをしなかった。もしハルとの決勝で僕らが負けていたら全く違う展開になっていたかもしれない」と当時の心境を振り返った。

【了】

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