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マンU移籍も噂されたが“ユーヴェ愛”貫いたビダル。「ユベントスは僕の家だ」

text by 編集部 photo by Getty Images

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“ユーヴェ愛”貫いたビダル【写真:Getty Images】

 伊「トゥットスポルト」が4日、「お金よりユーヴェ」という見出しでユベントスのアルトゥーロ・ビダルのインタビューを掲載した。

 膝の負傷で出遅れていたビダルだが、復帰後は素晴らしいパフォーマンスでユベントスの好調ぶりを支えている。その負傷について「僕は今回のような大きな怪我をした経験がなかった。精神的にも本当につらかったよ」と語っている。

 W杯期間中も負傷によるコンディション不良に悩まされたビダルだが、苦難の時期を乗り越え状態は万全のようだ。

 また、電撃辞任したコンテ監督とアッレグリ監督の違いに関しては「上手く言葉にしづらいけど…アッレグリはより穏やか。戦術的には全く異なるけど全ての試合で勝利を目指すということでは同じだ」と述べた。

 新たにレジスタの位置でプレーしているマルキージオについては次のように話している。

「マルキージオはピルロのポジションでとても良いプレーをしている。彼はピルロとは違うけど、僕たちは上手くいっている。ピルロはひとつの異なる足を持っているんだ。マルキージオはよりダイナミックで他のプレーヤーを助ける、自分にとってあまり違いはないし、いつも同じようにプレーするだけだ」。

 常にビダルの隣で攻撃のタクトを振るっていたピルロも負傷で戦列を離れているが、マルキージオの活躍もユベントスにとって不可欠なものに違いない。

 さらにインタビューの中で今夏の移籍騒動について「実際にオファーがあったのか?」と問われ、次のように答えている。「僕は知らない。本当だよ。僕が言えるのはトリノで本当に順調だということ。ここで幸せだし、妻もトリノを愛しており幸せだと感じている。息子も幸せだ。僕にとって家族のコンディションは重要だ。ユベントスは僕の家、家から出るのはいつだって難しい」。マンチェスター・ユナイテッドへの移籍も囁かれたビダルだが、ユベントスへの愛を貫いたようだ。

 ビダルとユベントスは明日5日、同じく開幕から5連勝と絶好調のローマをホームで迎え撃つ。

【了】

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