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バイエルン、レヴァンドフスキが移籍後初のマルチ得点。恒例“ビール祭り”へ大勝締め

text by 編集部 photo by Getty Images

バイエルン、レヴァンドフスキが移籍後初のマルチ得点。恒例“ビール祭り”へ大勝締め
5日オクトーバーフェストを訪れる予定のバイエルン【写真:Getty Images】

 ブンデスリーガの第7節が現地時間4日にドイツ各地で行われ、バイエルン・ミュンヘンはホームでハノーファーと対戦して4-0で勝利を収めた。

 ドイツ紙『アーベント・ツァイトゥング』によれば、この試合でともに2ゴールを挙げたFWロベルト・レヴァンドフスキとMFアリエン・ロッベンが、対ハノーファー戦通算90ゴールを達成したという。

 怪我人はいるものの、強力な攻撃陣を有するバイエルン。6試合を消化した段階で4勝しているものの得点数が非常に少なかった。30日行われたCSKAモスクワとのチャンピオンズリーグ(CL)でも、チャンスを数多く作りながらPKの1点だけと寂しいものだった。

 特に、レヴァンドフスキはここまでリーグ戦6試合全てに出場(5先発)して2得点。前所属のドルトムントでは3年連続20ゴール以上を記録して昨季は得点王も獲得するなどゴールを量産してきただけに物足りない印象は拭えなかった。

 しかし、ペップ・グアルディオラ監督は試合前日に「才能のある優秀なストライカーなのはわかっている。遅かれ早かれ数多くのゴールを決めてくれるだろう」とコメントしている。そして、監督の期待に応えるようにレヴァンドフスキが2得点を挙げ、チームは計4得点で大勝を収めた。

 これで7試合15得点と1試合平均2点を上回り、攻撃がかみ合いだしたバイエルン。現在ミュンヘンは、オクトーバー・フェスト(世界最大規模のビールの祭典)が開催中。同紙によれば5日にバイエルンの選手、監督は例年同様に訪れる予定である。

 快勝の後であるだけにキャプテンのDFフィリィップ・ラームは「僕たちはみんなでビールを飲むことができる」と上機嫌のようだ。

【了】

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