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シャキリ、現状は問題なしも冬の移籍の可能性を否定せず

text by 編集部 photo by Getty Images

シャキリ、現状は問題なしも冬の移籍の可能性を否定せず
シェルダン・シャキリ【写真:Getty Images】

 ドイツ紙『キッカー』は9日、バイエルン・ミュンヘンMFシェルダン・シャキリが冬に移籍する可能性があることを報じている。

 昨シーズン、シャキリは出場機会を満足に得られず、今シーズンも同様の扱いを受けている。そのため夏には移籍の噂もあった。オットマー・ヒッツフェルト元スイス代表監督も出場機会を得ることが重要と移籍を勧めている(https://www.footballchannel.jp/2014/10/09/post51087/参照)。

 同選手も出場機会を得るのが大事なのは十分理解している。夏には「バイエルンと話し合った」と移籍を含めてフロントと協議した、それによって残留を決めたようだ。それでも状況は変わらず、8日のスイス紙『ノイエ・チューリッヒャー・ツァイトゥング』では、「冬にもう一度話し合うだろう。その上で見てみたい」と明かしている。

 しかし、10日に23歳となる同選手は、夏に多くのクラブからのオファーがあったにも関わらず「トップクラブでプレーすることは常にエキサイティングだ。バイエルンとの契約は2016年まである。今はそれを全うしたい」とドイツ紙『キッカー』に述べている。

 さらにシャキリは、「重要なのは結果であり、監督とコミュニケーションをとること。そして信頼と出場機会を勝ち取ることだ。今はまだそれが出来ていない」と自身の実力不足であり、新たなチャレンジだと考えている様子。

 現在の状況も「監督とはうまくいっている。そうでなければ、週末のハノーファー戦はスタメンで出ていないよ」と問題のないことを強調している。

 今後、MFフランク・リベリら怪我人の復帰次第ではまた状況は変化するだろう。その状況次第では再び冬に移籍の噂が出てくるかもしれない。

【了】

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