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バイエルンのルンメニゲ会長、ロイス獲得を否定せず。「最後は選手が決めることだ」

text by 編集部 photo by Getty Images

バイエルンのルンメニゲ会長、ロイス獲得を否定せず。「最後は選手が決めることだ」
バイエルン・ミュンヘンのカール=ハインツ・ルンメニゲ会長【写真:Getty Images】

 16日、ドイツのテレビ局『Sport1(スポーツ・アインス)』でバイエルン・ミュンヘンのカール=ハインツ・ルンメニゲ会長が、ボルシア・ドルトムントのMFマルコ・ロイスの移籍について語っている。

 バイエルンはライバル関係にあるドルトムントからMFマリオ・ゲッツェ、FWロベルト・レバンドフスキと、主力選手を2季連続で獲得。さらにロイス獲得の噂もあり、ドイツ国内では大きな話題となっている。

 ドルトムントとロイスの契約は2017年まで残っているが、契約延長の話はまだ出ていない。さらにドイツの各メディアの情報によれば、2500万ユーロ(約35億円)の違約金を払うことで、2015年から移籍可能だと言われている。

 これに対し、ルンメニゲ会長は同局のインタビューで「ドイツ代表の選手に契約条項があり、条項が満たせるとあれば、我々は獲得を考えざるを得ない」とコメント。そして、「我々が今日明らかにできることは何もない」と、明言は避けたが否定もしなかった。

 また、バルセロナやマンチェスター・ユナイテッドなどもロイスに興味を示しており、その去就はなおも注目されている。

 ドルトムント側はもちろん契約を延長するつもりだが、それを理解した上でルンメニゲ会長は「最後は選手が決めることだ。それを尊重したい」と話した。

 移籍の噂が絶えないロイス。残留か移籍か、選手自身が決めるまでこの話題は終わりそうにない。

【了】

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