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メッシの不調・得点減の原因は? 元レアルSD「相手を崩す能力を失った」「歩いている」

text by 編集部 photo by Getty Images

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レアル・マドリー戦の後半で存在感が薄かったメッシ【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーの元スポーツディレクター(SD)のホルヘ・バルダーノ氏は、29日にスペインラジオ『ラジオ・マルカ』でバルセロナのFWリオネル・メッシの不調について語った。

 かつてアルゼンチン代表のストライカーだったバルダーノ氏は、25日のリーガ第9節レアル・マドリー戦の後半で存在感が薄かった同胞のメッシについて「あの試合を観て調子が悪いと分かる」と、同選手を分析。

「ポジションを変えて今はアシスターとなっているが、以前に見られた“試合を終わらせる”相手を崩す能力を失った」と、今季のアルゼンチン人FWの新ポジションについても触れている。

 メッシの不調は今季に始まったことではなく、バルダーノ氏は「ブラジルワールドカップ(W杯)でもトップコンディションじゃない、ピッチで歩いている姿が見られた」と指摘。メッシはキャプテンとしてチームを決勝まで導くも、「急激なフィジカルの消耗がポジションを後ろにずらした原因かもしれない」と、体力面が低下していることを示唆した。

 メッシは、W杯では3得点をあげるも決勝トーナメント以降は無得点。今季はここまでリーグ戦9試合で7得点だが、チーム内得点王は9得点のネイマール。さらに、リーガ得点王のクリスティアーノ・ロナウドは16得点と大きく差をつけられている。

【了】

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