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契約延長のシャルケ内田、愛称について「“ウシ”と呼ばれるのは嫌」

text by 編集部 photo by Getty Images

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内田は愛称を実はあまり気に入っていないと明かしている【写真:Getty Images】

 シャルケのDF内田篤人は、30日にクラブとの契約延長を発表。2018年の6月30日までの契約となり、さらに3年ドイツでプレーすることを選択した。その内田が、27日発売のドイツサッカー専門誌『エルフ・フロインデ』で、ドイツに来てから現在までに感じた文化の違いについて語っている。

 2010年に鹿島アントラーズからシャルケに移籍した内田。移籍当初は、大きく違う文化に「カルチャーショック」を受けていた様子。新しい文化に飛び込み「慣れるまでどれぐらいかかるんだろう?と思った」と、当時の心境を述べた。

 当初は文化の違いに戸惑っていた内田だが、今ではすっかりドイツになじんでいる。契約延長の際には「シャルケは特別なクラブ。ファンの応援も素晴らしい」と述べ、シャルケとホームタウンのゲルゼンキルヒェンがすっかり気に入っているようだ。シャルケファンからも“ウシ”の愛称で親しまれている。

 だが、同紙で内田は、その愛称を実はあまり気に入っていないと明かしている。

 このニックネームは2つの意味があり、1つは、発音から日本語では「牛」。2つ目はドイツ語で女性名「Ursula(ウルスラ)」の略称である。

 内田は、1つ目の意味をドイツ人のほとんどは知らないが、「ドイツ人からそう呼ばれても何もしない」と、自分は女性ではないと主張。しかし、日本人から呼ばれる場合も同様で「本当の意味を分かって呼んでいるわけではないから、そう呼ばれるのは好きではない」と、説明している。

 契約も延長し、「みんなの信頼に応えられるように頑張りたい」と語った内田。シャルケの“ウッチ―”として更なる活躍が注目される。

【了】

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