かつてマンチェスター・ユナイテッドで黄金期を築いたボビー・チャールトン氏は、英紙『デイリー・メール』でレアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドを称え、同時にバルセロナのプレースタイルを非難した。
ユナイテッド時代から選手として変貌を遂げたロナウドについて、チャールトン氏は「スペインではプレースタイルを変えている。彼のアスリート能力とタレントは、マドリーが欧州を支配するのに役立っている」と褒め称えた。
同選手のバロンドール2連覇の道に立ちはだかるのはバルセロナのFWリオネル・メッシだが「メッシは偉大な選手だけどクリスティアーノは受賞者に相応しい。彼はサッカーの本来のプレーに導いてくれる」と、ロナウドがカウンターで発揮するダイレクトプレーを好む姿勢を見せた。
しかし、古巣ユナイテッドへの復帰の噂に関しては「残念ながら、彼がどれだけマンチェスター・ユナイテッドを愛しているかは何度も主張したけど、ここに連れ戻す可能性は無いと思う」と白旗を揚げた。
最後に、チャールトン氏はここ数年世界を魅了したバルセロナのプレーが劣化したと言われていることについては「“ティキ・タカ”はもう時代遅れだ、これは神様に感謝したいことだ。グアルディオラでさえバイエルンではバルセロナで使っていたプレースタイルから遠ざかっている」と述べた。
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