現在、チャンピオンズリーグ(CL)、DFBポカール(ドイツカップ)とリーグ戦で全てにおいて負けなしのバイエルン・ミュンヘン。その指揮を執るジョゼップ・グアルディオラ監督が、再び古巣バルセロナを指揮することを否定している。10日のカタルーニャ紙『アラ』が伝えた。
バルセロナで選手としても、監督しても数々のタイトルを手にしてきたグアルディオラ監督。同クラブの監督としては就任初年度から3連覇を達成し、チャンピオンズリーグ(CL)では2回の優勝を経験している。
しかし同監督は、同紙に対して「バルセロナを指揮することはもうない。人生ではそれぞれの時期がある、そして私の(バルセロナでの人生)はもう終わっている」と、同クラブで指揮を執ることはもうないと明かしている。
2013年からバイエルンの監督に就任し、ブンデスリーガ史上最速でのリーグ優勝とDFBポカールの2冠を達成。2年目の今季も圧倒的強さを見せつけ、昨季唯一逃したCLの制覇に燃えている。
しばらくはバイエルンの監督を続けそうだが、最終的には「妻はここ(バルセロナ)で仕事しているから、いつかはわからないけど、最終的にはここに住むことになるだろう」と、生まれ故郷へ戻るつもりでいるようだ。
バイエルンで3冠を達成し終えたら、次はどのクラブを指揮するのか。すべてを手に入れたグアルディオラ監督が故郷へ帰る日は、そう遠くないかもしれない。
【了】
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