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エボラ拡大防止へ、イングランドとスコットランドの親善試合で大々的に呼びかけ。ユニセフも協力

text by 編集部 photo by Getty Images

イングランドとスコットランドの親善試合でエボラ拡大防止を大々的に呼びかけ。ユニセフも協力
イングランド代表のルーニー【写真:Getty Images】

 西アフリカを中心に猛威をふるうエボラ出血熱。アフリカ・ネーションズカップの開催地変更という事態を巻き起こすなど、サッカー界にも影響が及んでいる。

 現地時間の18日に行われるスコットランド代表とイングランド代表の試合では、そのテレビ中継の間、エボラ出血熱により命の危険にさらされている人々への支援を呼びかける。さらにはユニセフも参加、募金の呼びかけも同時に行われる。

 16日、イングランドサッカー協会(FA)、スコットランドサッカー協会(SFA)双方が公式ウェブサイトで発表した。

 イングランド代表キャプテンFWウェイン・ルーニーやスコットランド代表MFダレン・フレッチャー、スコットランド代表のゴートン・ストラカン監督らが主導となって行うようだ。

 ルーニーは「現在、多くの子供達がエボラ出血熱によって命の危険にさらされている。一人の父親として、子供が病気によって命を脅かされているというのは全く想像できない」とコメントを残している。

「イングランドとスコットランドの戦いはいつだって重要なものだ。だけど今回のゲームはフットボールという垣根を超えるものだ。火曜日の試合では、スコットランドのファンはその情熱を子供たちを救うための力に変えて欲しい」

 フレッチャーも、この試合が持つ意味の大きさを主張した。

 スコットランド代表対イングランド代表の一戦は、現地時間の18日20時(日本時間19日午前4時)キックオフの予定。

【了】

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