COOを務めるマーク・ファルボ氏と田嶋幸三JFA副会長【写真：ダン・オロウィッツ】
2015年アジア杯の大会組織委員会でCOOを務めるマーク・ファルボ氏が21日、都内で行われたトロフィーツアーに出席。大会チケットの販売に赤虚気的な姿勢を見せた。
ファルボCOOは、日本サッカーについて偉大な選手、ファン、そして偉大なサッカー文化を築き上げた」とし、「日本こそアジアのサッカー界の“基準”となるべきだ」と称賛した。
大会に向けては「日本は（アジア杯において）果たすべき重要な役割を担っており、オーストラリアは日本をロールモデルとして参考にしている」と述べた上で「オーストラリア戦以外だと、最もチケットが売れているのは日本が関わる試合だ」と現地での人気の高さを明かした。
さらに、チケットの販売に関して「目標は1試合平均1万人の動員であり、それを超えることを期待している」と積極的に販売する意欲を示した。
また、同イベントには日本サッカー協会（JFA）の田嶋幸三副会長も出席し、ディフェンディングチャンピオンを代表して優勝トロフィーを“返還”。
田嶋氏は、大会連覇に向けて「2011年は大会前にザッケローニ監督の下で2試合を行った。今年、我々はアギーレ監督とともに6試合を戦っており、再び強さを示す準備はできている」と自信を示した。
そして、「組織委員会が懸命に働いている姿を見ているので、素晴らしい大会になることを確信している」と大会の成功に太鼓判を押した。
トロフィーツアーは、オーストラリアとクウェートによって行われる開幕戦まで50日を切った11月21日から23日までメガウェブ・トヨタシティショウケースで開催される。
【了】
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