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レアル監督、冬の補強は「モドリッチとハメスの様子を見てから」

text by 編集部 photo by Getty Images

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冬の補強には慎重な姿勢を見せるカルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、リーガ第15節アルメリア戦の前日記者会見に応じた。

 MFルカ・モドリッチとMFハメス・ロドリゲスという中盤の2人が負傷中のマドリー。冬の移籍期間に向けて数人が補強候補に上がったものの、アンチェロッティ監督は「モドリッチとハメスの様子を見て、クリスマスの後に決断を下す」と、新戦力の獲得には慎重な姿勢を見せた。

 6日に行われたリーガ第14節セルタ戦で自ら交代を求めたハメスに関しては、20日に行われるクラブW杯決勝に向けて「来週の木曜日にはグループに合流できるように」と、同選手の回復を願った。

 11月16日に3ヶ月の離脱を余儀なくされたモドリッチは、医学療法によって経過は順調だという。アンチェロッティ監督は、12日と年末にMRI検査を行ってから「1月の半ばには練習に合流できるだろう」と明かした。

 モドリッチの代役はMFイスコが果たしていたが、ハメスが怪我してからは出場機会が全くなかったMFイジャラメンディにも出番が回ってきた。元レアル・ソシエダMFの役割に関してアンチェロッティ監督は「イジャラは一人でプレーできる。クロースを彼の側で起用することもできたけど彼のポジションを変える必要はなかった」と、イジャラメンディへの信頼を示した。

 また、チームが達成した19連勝に関しては「このチームを指揮できるのは誇りだ。この記録は物事が上手く進んでいることの証明だ」と語った。

 今年最後のリーガとなるアルメリア戦の後、マドリーはクラブW杯に参加する。アンチェロッティ監督は「何が起きようが最高の年」と、2014年での結果を高く評価するも「優勝して良い形で年末を迎えたい」と同大会への意気込みを見せた。

【了】

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