追加点を決めたジャコモ・ボナベントゥーラ【写真：Getty Images】
セリエA第15節が現地時間の14日行なわれ、ミランはホームでナポリと対戦した。
ミランは本田圭佑が先発出場、ステファン・エル・シャーラウィの代わりにジャコモ・ボナベントゥーラが左WGでスタメンとなった。フェルナンド・トーレスは風邪により欠場し、前日練習でサリー・ムンタリのタックルでマルコ・ファン・ヒンケルが負傷。ムンタリもこの影響で先発を外れている。
一方、ナポリはカリドゥ・クリバリがサンプドリア戦の退場処分から復帰。指揮官ラファエル・ベニテス監督はトップ下にマレク・ハムシクではなくジョナサン・デグズマンを選択した。
開始早々の5分、ジェレミー・メネズが個人技からミランに先制点をもたらす。ゴール前でボナベントゥーラからパスを受けると急加速。クリバリを置き去りにしゴール右隅に突き刺した。
ナポリは前線からのプレスに迫力を欠き、試合はミランのペースで進んでいく。
後半に入りナポリがプレスを強めるも、ミランが突き放す。52分にメネズがバイタルエリアで溜めると、左サイドへ展開。ボールを受けたパブロ・アルメロがクロスを入れるとボナベントゥーラがヘディングで追加点を決めた。
2点のビハインドとなったベニテス監督はジョルジーニョに替えてハムシクを投入。デグズマンを一列下げて攻勢をかける。
しかし、この日はナポリ守備陣がメネズを止めることが出来ない。本田から中央でボールを受けると、ナポリDF2人の間をドリブルですり抜けてシュートを放つ。これはクリバリがなんとかブロックした。
その後もナポリは最後まで攻め手を欠き、そのまま2-0で試合終了。ミランが勝利を収めた。これでミランは暫定6位に浮上。一方のナポリは暫定7位に転落した。本田は5試合ぶりのフル出場を果たしている。
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