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GK交代、ミス連発…内容散々もリバプールが4試合ぶりの白星

text by 編集部 photo by Getty Images

GK交代、ミス連発…内容散々もリバプールが4試合ぶりの白星
決勝点を挙げたラヒーム・スターリング【写真:Getty Images】

 プレミアリーグ第18節、バーンリー対リバプールの一戦が現地時間26日に行われ、0-1でアウェイのリバプールが辛勝を収めた。

 毎年恒例、クリスマスの翌日「ボクシング・デー」に行われたこの試合、降格圏に沈むバーンリーは4試合続けて同じスタメンで臨む。

 対するリバプールは前節アーセナルを内容で圧倒しながら、終盤に何とか追いついてドロー。3試合連続で勝ち星を逃し、中位を抜け出せずにいる。

 こちらも前節からメンバーの変更はなく、GKは変わらずジョーンズが務め、引き続き3バックでアウェイの地に乗り込んだ。

 序盤から戦前の予想に反し、バーンリーがボールを持って試合のリズムを作っていく。ポスト直撃のシュートを放つなど再三ゴールに迫った。

 するとリバプールは17分、GKがまさかの交代。ジョーンズに替わって本来の正守護神ミニョレがリーグ戦では3試合ぶりとなるピッチへ送り込まれた。

 ジョーンズはリーグ戦ここ2試合のパフォーマンスを批判されていたが、この試合でもポスト直撃のシュートを見送るなど不安定なプレーがあり、ロジャース監督はベンチに下げることを決断したようだ。

 しかし、交代で入ったミニョレもキックを目の前にいたイングスに当ててしまうなど、不安定さを露呈する。

 30分、リバプールはバーンリーのパスミスを誘い、カウンターからララーナが抜け出してシュートを放つが、GKヒートンの牙城を崩せない。

 バーンリーはDFも積極的に攻撃に参加してリバプールゴールを脅かす。右SBのトリッピアーが一列前のボイドとのコンビネーションから鋭いクロスボールをエリア内に蹴りこみ、惜しいチャンスを何度も作り出した。

 リバプールには覇気が感じられず、バーンリーは内容こそ相手を上回ったものの、いい流れを生かしきれず。両者ともに決め手を欠いた前半はスコアレスのまま終えた。

 後半開始からリバプールはコロ・トゥーレに替えてエムレ・ジャンを投入。本職はMFの同選手を最終ラインに入れて状況の打開を図る。

 62分、それまで流れの悪かったリバプールがカウンターから一瞬の隙を突いて先制する。後ろ向きのコウチーニョが出したパスに絶妙なタイミングで抜け出したスターリングがGKをかわしてゴールに流し込んだ。

 追いつきたいバーンリーは負傷から9か月ぶりに復帰したヴォークスを投入して勝負に出る。昨季2部で20得点をマークした巨漢ストライカーは今季初出場となった。

 変わらずサイドからのクロスを中心にゴールを狙ったが、中央で待つ選手が力を発揮させてもらえず、同点ゴールが遠い。

 そして、最後は先制して若干落ち着きを取り戻したリバプールが何とか1点のリードを守り切って粘り勝ち。12月2日のレスター戦以来4試合ぶりに勝利を取り戻した。

【了】

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